女性と寝汗

女性と寝汗

ホルモンバランスが変化しやすい女性は、自律神経も安定しにくい傾向にあり、生理・妊娠といった要因でも寝汗をかきやすくなります。その他さまざまな理由でも病気のサインとして寝汗が起こるため、たかが寝汗と受け流さず、男性よりもしっかりと寝汗の原因を追及したほうが良いかもしれません。

例えば「月経前症候群」と言われる症状の中には、寝汗を大量にかくという症状があげられています。月経前症候群とは、月経前の2週間にホルモンがアンバランスになることによって、下腹部痛やイライラ、眠気や倦怠感など、さまざまな症状が現れる状態を指します。定期的に寝汗をかく時期がある、という人は、自分が月経前症候群になっているのではないか、専門の産婦人科などで確認してみましょう。

これは病気ではありませんが、妊娠の初期・後期には、ホルモンのバランスが崩れやすくなったり、身体が大きく変化するため、寝汗をかくようになることが多々あります。妊娠時にはよくみられることなので基本的には問題ありませんが、特に寝汗で体を冷やさないようにすることが大事ですし、寝汗の量が多すぎて不安な場合は、定期健診の際に相談してみましょう。

その他、妊娠・出産をきっかけに発病することも多い病気としては、甲状腺ホルモンの分泌に異常が出ているケースが考えられます。寝汗だけでなく微熱が続いたり、動悸や不眠などの症状がみられたり、首にある甲状腺が腫れているようなら、すぐに内科を受診してみる必要がありそうです。また遺伝性も強い病気ですので、母親など親族にこのような症状が出ていた際には可能性があるかもしれません。

更年期障害が原因でも、ホルモンバランスが崩れて大量の寝汗をかくことがあります。更年期障害は40代から50代にかけ、エストロゲンという体内ホルモンの欠乏によって起きますが、情緒不安定や動悸・息切れといった諸症状があります。

どれも投薬や漢方などさまざまな方法で改善できますので、疑いがある場合にはなるべく早く医療関係に相談し、少しでも楽な状態へ自分自身を導いてあげましょう。男性もですが、女性は特に寝汗を健康のバロメーターにして、上手に利用していければと思われます。


mou36001 at 15:00│ 寝汗